教育研修 1) リアル戦略策定演習
戦略策定研修プログラム(2日間または3日間)
以下のように、戦略策定ワークアウトとほぼ同レベルの内容を、より研修色を強めて実施します。
このように仕立てることにより、参加者の抵抗感や”やらされ感”を軽減することができます。
【事例】 某企業グループでの部長研修プログラム
以下は、ある企業グループ(連結売上高約10兆円)で担当した「部長研修」プログラムです。
この企業グループは、国内でも最も充実した研修プログラムを持つ会社の一つですが、その中でもこのプログラムは、組織の要となる部長クラスに対して、戦略策定とリーダーシップ育成を期待する、最も重要なプログラムとして位置づけられました。
このプログラムでは、グループ各社からの参加者を(比較的ランダムに)4〜5人のチームに編成し、チームで選んだ実際の会社や事業について、戦略を作成するものです。
戦略策定の方法を知る、いい戦略ができる、という成果以外にも、グループ内での協力可能性の高さに対する気付きも大きかったです。
この研修は受講者からの評価が非常に高く、プログラムを発展解消の形で終了するまで、5年間継続して50回以上のリピートをいただきました。そして、その過程でプログラムの完成度も高めてきました。
自信をもってお勧めできるプログラムの一つです。
自信をもってお勧めできるプログラムの一つです。
この企業グループの多数の研修プログラムの中で、このプログラムは受講者からの評価が際立って高かったと聞いております。(詳細情報は外部非公開)
受講者からの受講後のコメントのごく一端を、紹介します。
戦略の策定方法に対する理解
- やたら難しいと思われる戦略の立案をフレームワークで短時間でできたことには驚いた。あくまで仮説状態だが、 ストーリの展開まででき具体的な人、金、もの、情報が割り当てていくことには楽しさすら感じた。数値専攻の戦略 は窮屈でアイデアの出ないものであることを痛感。右脳の大切さを知り右脳優先の柔軟な思考をできるように心がけたい
- 今までの自部門の中計とは何だったのだろうか? 情けない。数字ありきの作り側の勝手な提案。これでは売 れる訳がない。今回の講義内容を受けて丁度来年度以降の中計作成時期であり実行・提案する。久しぶ りに自分にとって非常にプラスとなった研修であった。
- 「経営戦略・マーケティング」と文字だけを見ると、これは大変だなと構えておりましたが、各ステップ毎に分析をし一 つ一つをアウトフレームに「絵」にして分析をすると比較的スムーズにできるものなんだなと感じました。戦略の作り方もそのプロセスがわかったことで今後の実践に生かしていきたい
- 現状の自分の業務や、組織の業務において、寝言と言われる部分が多い点は、衝撃的だった。自分の部門は変えていこう。戦略の方向性を考えるところでは、さまざまな手法を整理された状況で、勉強できたり、再確認できた、と思う。右脳を使うことも、実践で忘れず反復し、部下にも勧めてみたい
- 戦略を立案するにあたっての手法を実践踏まえ勉強でき有意義な講義であった。特には、今迄は御客の『起点』で考える場合 でも、どうしても自身が扱っているものを中心にしか考えていなく、顧客の全ての本質まで考えが及んでいなかったことが改めて 実践することにより理解できた
- 実際に、ツールに沿って項目を整理していくだけで、具体像が浮かび上がってくる点に驚いた。複雑なものが、徐々にクリアに なっていく過程を体験できた。非常に有効なアプローチだと認識したので、是非業務に生かしていきたい
- 経営分析の講義は、ケーススタディを通してマネジメントスクールで勉強したことがあるが、この講座は実際の 会社を通して、勉強するのでおもしろいです。またミッション、ビジョン、戦略、マーケティング等、普段使っている 言葉をいかにいい加減に自分達が扱っているが、本講座で学んだことで、自分の中に大きな柱と道しるべが出
来たと感じています。
- 実践的でわかり易く、かつ体系的に捕らえており、今まで受けた「戦略策定」に関する講習の中でもっとも使えると思う。是非持ち帰って実務でトライしたい。
講義や講師に対する評価
- 方針づくりが苦手だったが今回の研修内容が非常に充実しており、即日適用して行きたい。今までにないユニークな内容であり、期待していた120%くらいの出来であった。
- 最初は、経営戦略ツールの学びについて、懐疑的な面も正直ありましたが、今回の進め方がユニークかつ非常 に有効だったと思います。(本当に)演習中心、PCは使わない、まとめ方は問わない、右脳メイン等です。 演習でまと めた戦略もリアルで、自分が本当に参画したくなるプロジェクトになったし、ぜひこの手法で今自分の抱えてる課題
の取り組みたいと感じた。
- 研修のメインとして最高の経験をさせて頂きました。中でも、書く、書いて書いて書きまくる、の重要性、選択の捨てるは勇気ではなく集中するためにに重要であることが認識できた。とにかく実践モードで得られた経験は何 よりも有意義でした。ありがとうございます。
- レクチャとグループ演習をタイミングよく繰り返しての研修であったため、非常に理解が深まった。グループメンバの タイムマネジメントが際立っていて、限られた時間の中で、最大の成果をいかにだしていくかということも勉強になっ た。日ごろ、データの入手や資料の作成等、PCに頼って業務を行っているため、全く使用せずに演習していくのは
新鮮だった。また、思考の枠にとらわれずに、自由な発想ができるよい方法であると実感した。研修中、発表が終わるたびに講師の方が、意見を決して否定することなく、「すばらしいです」とコメントされていたのが、印象的だった。モチベーションがあがり、前向きに取り組もうという気持ちになった。
- 今までさまざま場面で経営戦略立案法やマーケティングについて教育を受けてきたが、今回の河瀬先生のように 要点を端的に伝え、そして即グループ討議という形は初めての経験であった。一人で頭を抱えるのではなく、グループの仲間と共に考え検証を繰り返すことで、理解力も大変高まったように思う。そして何よりも、わかり易く丁寧な説
明と解説であり、夜中に及ぶグループ討議においても、献身的に固まった頭をほぐしていただいたりと、いろんな意味・場面でお世話になりました。感謝しております。
- 今回のスタディーを日常業務すべてにおいて実践・反映するこ とは現実難しいとは思いますが、さまざまな場面で気づき・思い返し、営業展開に役立てていきたいと思います。そして何よりも、引き続き“誠実”に“逃げない”気持ちとチャレンジ精神をモットーに電力を引っ張っていきたいと思います。ありがとうございました。